デッサン人形「ボディくん」について所感を。
デッサン人形自体は以前から欲しいなぁと思っていましたがピンとくるものがありませんでした。
クリスタの3Dモデルツールや。モデルアプリなど色々ありますが、制約があったりや操作がわかり辛かったり・・・
できれば実態のある直感的にいじりやすいものが欲しいなぁ。と。
そんなことを忘れつつあったある日、家電量販店でたまたま見つけた「ボディくん」に一目ぼれ。
速攻で買いました。
「ひゃあ~、手のパーツも細かいし、関節も多いしこんなのが欲しかったんだぜ~~」
所感
予想以上に可動域が大きくて満足しています。
関節も多く様々なポーズが取れますし、解剖学の知識がなくても(ざっくりと)視覚的にわかりやすいです。
指の造形も細かく、まだ手がうまく描けない自分は助かります。
また、これらの付属パーツは後ろに映っている台座内にすべて収納できます。
付属のミニブックには「ボディくん」の使い方が書かれています。
まぁ要約すると、「ボディくんでポーズ⇒撮影⇒ペイントソフトに取り込んでアタリ線の代わりに使おう」という感じです。
何かを参考にして1から描くにもいいですが、これだと奥行も捉えやすく、一度描いてみることによって習熟度も増します。
手でぐりぐりと動かしながら、いろいろな角度から確認できるっていうのはフィギアのいいところだと思います。
(解剖学の知識はあるに越したことはないのでしょうがね。)
欠点
実は使っていて不便なところ1点、不安なところが1点あります。
不便な点
写真を見てもらうとわかりますが、真っ黒なんです。
こうも真っ黒だと光の当たり具合によっては、パーツの境目がわかりずらいです。。
アタリ線を引くため薄くするとなおさら。
うーん、これは商品化するときに気が付けなかったのか・・・?
折角、筋肉の盛り上がりが表現されているのにわかり辛い。
一応、他の色も出ていますが、プレ値になっていて2~3倍の値段になっています。
解決案として、プラモの様に灰色などで墨入れすればもしかして・・・?
と思っていたのですが、どうやら新しい「ボディくんワイヤーフレーム」と言うのが2021年4月に出る様です。
さいとうなおき先生のメイキング動画もありますので、ご覧になってみてください。
正直ね、正直。最初からこれで出してくれーーー。
不安な点
手パーツの換装部分。
このポッチの部分に手パーツを付けるのですが、とても小さい。
最初はパーツの換装も少し硬いので何かの拍子でぽっきりいってしまいそう。
手首も曲がるように出来ているから余計に不安。
何度か付け替えていると柔らかくなろうだろうし、そう思うしかない。
欠点もあるけど、総合的に見てお勧め(お気に入り)のデッサン人形
ぺーぺーの自分が言うのは説得力ありませんが、お勧めします。
というか「描き始めた!」って方に特にお勧めしたい。
ポーズがうまく描けないとモチベーション下がるので・・・
私が購入したのは10月末。(ヨドバシドットコム)
アマゾンでは徐々にプレ値になってきているので気になっている方はお早めに。
女性モデルの「ボディちゃん」もありますよ。
(ただし、ボディくんと比べるとマイナスなレビューが多い気がしますし、すでに2倍近い値段に・・・)
もしかしたら店頭在庫ならあるかもなのでそちらも探してみてください。
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