映画感想『透明人間』観てきました。

今日は映画『透明人間』を観てきました。

感想にはネタバレも含まれますので注意。
（2020.08.22に全体的に修正しました。)

簡単なあらすじ

主人公のセシリアが束縛のとても強い旦那の元から逃げますが、旦那が『透明人間』になって襲ってくる、というもの。

感想

前半

前半の演出は素晴らしく、音や光が効果的に使われていて、とても恐怖心をあおられました。

まだ透明人間の存在が定かではない時の、セシリアの恐怖と困惑の演技はとても素晴らしかったです。

視線誘導もうまく、ふと映された何もない空間に「透明人間」という情報を持つ視聴者(自分)は「あれ？もしかしているのか？」と思ってしまいました。

「予告はミスリードで旦那の死は偽装ではなく、透明人間は義弟なのか？」と思わせるのもうまいな！と。(勝手に自分が引っかかっただけ・・・？）

後半

正直、後半は普通でした。

セシリアが仕返しして終わり！

様式美とも言える。

透明人間側の作戦が最初は「透明人間の存在が世間にばれないようにセシリアを孤独にさせる」だったのに、途中から「透明人間の存在がばれてもいいから邪魔ものを処分する」になっていたのが不自然でした。

それはさておき、最後のカメラが映らない場所から絶命の瞬間を眺めているのはスカッとした半面、少し怖い印象を抱きました。

突っ込みどころも・・・

自分はあまり気にしませんが、ツッコミどころはいくつかあります。

・最初の家から逃げるとき、旦那が追いかけてくるの早すぎない？

・家に帰ったときに犬がいたけど、もしかして置き去り？自動餌やり機あったとか？

・嵐を利用するのかと思ったら全然関係ない。てっきり雨粒で位置を割り出したりするのかと思った。

まとめ

おもしれぇ！ってほどではなく、なにか観たいんだけど特に観たいものがないってときにおすすめ。

何年か後に金曜ロードショーで放送されそうな、そんな感じ。

映画館で観るほうがもちろん楽しめます。
上映期間もそろそろ終わりそうなので、気になっている方はお早めに〜。
(再考した時にはおそらく上映は終了しているので、配信をお待ちください・・・）

透明人間映画といえば・・・

同じく透明人間を題材にした映画に「インビジブル」もあります。

こちらは発明した薬で透明人間になって、副作用で狂暴になるって話。

観たのは結構前なのであまり覚えていませんが、サイコ感が強く結構面白かったと思います。

良ければこちらもどうぞ！